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成人型重症アトピー治療の漢方薬相談記録


重症アトピーの漢方薬相談販売43年の経験豊富なヒゲ薬剤師の日々の記録です。実際に村田漢方堂薬局の漢方薬に賭けてみようと思われる方は成人型重症アトピー性皮膚炎が治る漢方相談の実際を必ずお読み頂き、真に決心がついた上でご来局下さい。

2013年06月24日

アトピーの猫アレルギーに対する脱感作(減感作)療法?!

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IMGP1088 posted by (C)ボクチンの母

 アトピー性皮膚炎の人達のほとんどが猫にアレルギーを持っている。
 また一部の人には犬にも反応するが、猫に関してはアトピーのほとんどの人が猫アレルギーであろうと断定したくなるほどで、猫は大丈夫というアトピー患者さんにはほとんど遭遇したことがない。

 ある女性などは、飼い猫がいる友人の家に一泊したところ、猫に触ってもいないのに翌日には全身から滲出液が流れ出るほどアトピーが悪化して即入院となったことがあると話されていた。

 もちろん村田漢方堂薬局の漢方薬で8〜9割レベルの寛解状態を数年保っているが、来られた当初が重症だっただけに数年経っても漢方薬が手放せない。

 ともあれこのブログ、アトピー専門ブログというにしては、猫の写真ばかり貼るのは些か不謹慎ではないか? デリカシーに欠けるのではないかという疑問を呈される人も多いに違いない。

 しかしながら、こちらとしてはもしかして一定の減感作療法にでもならないだろうか?
 という言い訳は却下されそうであるが、まんざらあり得ないことではないと本気で思っている。

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IMGP4691 posted by (C)ボクチンの母
 

2013年06月12日

保湿効果のある六味丸と八仙丸(麦味地黄丸)の効果と問題点

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DSC_0883 posted by (C)ボクチンの母

 肝腎陰虚が認められるアトピー性皮膚炎に対する保湿剤は、六味丸や杞菊地黄丸が適応するが、肺腎陰虚が確認できる場合には六味丸よりも、これに麦門冬と五味子の加わった八仙丸(麦味地黄丸)の方がはるかに保湿作用を発揮する。

 アトピー性皮膚炎の表面的な病位は脾肺であるから、アトピー性皮膚炎において皮膚の乾燥が強い場合は多かれ少なかれ肺陰虚をともなうと考えて間違いない。
 それゆえ腎陰虚の兆候があれば、肺腎陰虚に適応する八仙丸(麦味地黄丸)は六味丸以上に重宝してしかるべきであるが、現実にはそうも行かない場合がある。

 六味丸では保湿効果がやや乏しい場合に、八仙丸に切りかえると、ほとんど全員が保湿効果が一気に向上すると断言しても間違いない。
 しかしながら、一部の人では六味丸では問題なかったのに八仙丸では保湿効果が強まるものの、明らかに痒みが強くなって継続服用できなくなる場合がある。

 おそらくクセのある五味子が悪影響を及ぼすケースがあるので、六味丸に戻さざるを得ないケースが散見される。
 但し、六味丸で保湿効果がもう一つ弱い場合に、失敗覚悟で八仙丸(麦味地黄丸)に切りかえてテストしてもらうと、その8割近くの人が大丈夫なから、残り2割近くの人が不適で、六味丸に戻さざるを得なかった。

 このようにアトピー性皮膚炎は僅かなことで適不適が生じるので、同じ皮膚疾患でも尋常性乾癬などよりもお互いに遥かに神経を消耗させられる現実がある。

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DSC_0879 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 23:04| 山口 ☁| 保湿を期待できる漢方薬 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする