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成人型重症アトピー治療の漢方薬相談記録


重症アトピーの漢方薬相談販売43年の経験豊富なヒゲ薬剤師の日々の記録です。実際に村田漢方堂薬局の漢方薬に賭けてみようと思われる方は成人型重症アトピー性皮膚炎が治る漢方相談の実際を必ずお読み頂き、真に決心がついた上でご来局下さい。

2012年06月08日

油断ができないアトピーの速効例━ステロイドを寸前まで使っていた人達

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ZZZZ6270 posted by (C)ボクチンの母

 先月から来られている人で、全身から滲出液が流れ出て体力を喪失し、激しい痒みと寒さで疲労困憊の状態でやって来られた人の場合、幸いにステロイドを離脱して15年経っていたので、驚異的な効果を発揮した。

 衛益顆粒(玉屏風散製剤)と六味丸に猪苓湯という僅か三種類の配合で、15日目には完全に滲出液が止まり、30日も経たない間に痒みもほとんどなくなり、この短期間で社会復帰を果たすことが出来た。

 このような速効例では既にステロイドを離脱しており、ここまで悪化した原因が明らかに食生活の不摂生であったことから、正しい食事内容⇒成人型の重症アトピー性皮膚炎は飽食病であるのページをしっかり学習して実行すれば、再度アトピーをぶり返す可能性は少ないだろう。

 ところが問題は、当方の漢方薬をはじめる寸前までステロイド外用薬を使っていた人達である。そのような人達に限って、往々にして1日目から超即効が出る場合がある。
 速効が出たからといって、ステロイドを急に中止すると、たとえ漢方薬を飲んでいても、遅かれ早かれリバウンドがやって来るので必要最小限のステロイド塗布は止めてはいけないこと、1週間に1〜2回は続けておくべきことの注意をしているつもりだが、これを守れない人があまりに多過ぎる。

 アトピーが悪化しやすい春になり、ステロイドの効き目が悪くなって、どうしようもなくなってやって来た人達が多いだけに、漢方で速効が得られると、ステロイドの塗布を完全に忘れてしまう人こそ危険である。

 漢方で速効が出るくらいの人は、寸前まで塗っていて効果が激減していたステロイドの効果が再度回復しているはずだから、同じ場所に1週間に1〜2回塗る程度で、リバウンドの危険性を防止し、スムーズにアトピーをコントロールしやすくなるのだと、この同じ説明を何度繰り返せばよいのだろうっ!?⇒漢方薬服用時のステロイド外用薬について

 この説明を1人にするのでも繰り返し説得しないと納得しない人が多い中、これが何人ともなるとスタッフの少ない村田漢方堂薬局では、アトピーよりももっと重大な疾患のご相談者が多い中、その人達に向けるべきエネルギーが削られる事態に気が付いて、アトピーのブログ記事は控えめにすべきだと受付嬢に窘められる始末。
 
 ところが既にステロイドを完全離脱して来られる人達の場合、各地で漢方服用しながらも今年の春になって悪化の一途を辿り重症化して当方にはじめてやって来られても、上述のようなステロイドを急に中止して来られる人よりも効果はのろくとも、上下動の少ない着実な効果を発揮させやすい。

最近の関連ブログ:漢方薬をはじめるからといってステロイドを急に中止してはならない

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ZZZZ6295 posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 漢方薬服用時のステロイドの利用方法 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする