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成人型重症アトピー治療の漢方薬相談記録


重症アトピーの漢方薬相談販売43年の経験豊富なヒゲ薬剤師の日々の記録です。実際に村田漢方堂薬局の漢方薬に賭けてみようと思われる方は成人型重症アトピー性皮膚炎が治る漢方相談の実際を必ずお読み頂き、真に決心がついた上でご来局下さい。

2015年11月26日

男性のアトピーにも桂枝茯苓丸がフィットすることも珍しくない

2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今も相変わらず、地元の漢方専門クリニックや漢方薬局の漢方薬ではまったく効果がなかったということで、各地から遠路はるばる新規に相談に通って来られる。

 他の疾患以上に、最も繊細で油断がならない敏感な疾患であるだけに、アトピーの漢方相談は最も神経を消耗する。

 女性の場合には、排卵日以降の高温期の配合変化、生理が始まって以降の配合変化、生理が終わって以降の排卵日までの配合変化など、その観察はアトピーに苦しむご本人こそ、自覚を持ってしっかり観察力を必要とする。

 こちらが頑張るのは勿論だが、ご本人の観察力と報告能力がなければ、スムーズに行くとは限らない。お互いの努力は必須である。

 ところで、女性専用と思われがちな桂枝茯苓丸は、男性のアトピーにもしばしば応用されるし、体質によっては男性でも、これを基本方剤として使用すべきときもあるので、アトピーに対する漢方薬に関しては、方剤に対する先入観は禁物である。

 たとえば、消風散や十味敗毒湯、あるいは温清飲など、しばしばアトピーの病名治療薬的に漢方クリニックや漢方薬局などで投与されているが、村田漢方堂薬局では、消風散は特殊な症状がなければ使用するタイプは限られているし、十味敗毒湯や温清飲を使用する機会は、近年皆無となっている。

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2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳)
2009年11月26日の茶トラのボクちん(5歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 
タグ:桂枝茯苓丸
posted by ヒゲジジイ at 23:57| 山口 ☔| 瘀血(オケツ)が関連するタイプのアトピー性皮膚炎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年10月21日

柴胡加竜骨牡蠣湯を最後に加えて効果が安定した1例

2011年10月21日のボクチン(7歳)
2011年10月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

 アトピー性皮膚炎が一定レベル以上に悪化した場合、中医漢方薬学においては、西洋医学治療のようにマニュアル化した方法は通用しない。

 個人個人で配合がまったく異なることは日常茶飯事である。
 だから、以下に記す配合は、その人だけに通用する配合であり、他の人にとってはほとんど無縁であるから、模倣しても無駄である。

 ある女性の場合、初期の一年間は、強い炎症を除去するために、微調整の繰り返しで、ようやく配合をかなり固定できるようになった時点では、加味逍遥散、桂枝茯苓丸料加薏苡仁、茵蔯蒿湯、猪苓湯、板藍根で、乾燥時には一時的に六味丸。

 これでかなり効果が安定したものの、あと一歩と言う段階で、ややパニック的な性格傾向も見られることから、試験的に柴胡加竜骨牡蠣湯を加えてみると、これでしっかり効果が安定して、8割以上の寛解が得られ、社会復帰が可能となった。

 20日ごとに一年半近く、遠方から真面目に通い詰めた成果が実り、社会復帰以後は、通信販売に切り替えて一年以上が経過している。

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2011年10月21日のボクチン(7歳)
2011年10月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月21日のボクチン(7歳)
2011年10月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

2011年10月21日のボクチン(7歳)
2011年10月21日のボクチン(7歳) posted by (C)ヒゲジジイ

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2012年01月18日

アトピー性皮膚炎に桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)がマイブーム

ZZZ_7956
ZZZ_7956 posted by (C)ヒゲジジイ

 昨今、女性たちのアトピー性皮膚炎に桂枝茯苓丸も加えると成績がよい人が増えつつあるので、男性にも実験的に二人使っている。
 
 昨日来られた関東の男性と、しばらく前に来られた近畿地方の男性の二人である。

 いずれも、上熱下寒の傾向があり、舌の紫紅色が取れ切れてないから。

 これまでアトピーの男性にはシナモン(桂皮)の配合されない大黄牡丹皮湯や腸癰湯を利用することが多かったのだが・・・但し、アトピーの複雑性にもとづいて、主軸の他方剤との併用である

 ところで、男性でも屋根から転落して以来二十五年、腰痛とともに腰が曲がってあらゆる治療で治らなかったのが、桂枝茯苓丸合芍薬甘草湯で一年もしないうちに治った例や、足に電気が走って運転不能になった男性に桂枝茯苓丸+田七人参で短期間に回復した例など・・・

 もともと男性にも使用する機会の多い方剤である。

 ともあれ、アトピー性皮膚炎は個人差がとても大きいし、四季折々に変化を生じやすい皮膚病であるから、みずからが主治医になるつもりで頑張る人達は、新たな実験を喜んで引き受け、完全寛解を目指して努力される。

 結果報告が待ち遠しいが、当然、絶対に効くとは限らない。体質によっては桂皮は鬼門となる人も多いからである。

 桂皮ばかりでなく川芎(センキュウ)も要注意の生薬ではあるが・・・

 先日、アトピーがかなり緩解している男性が、裏日本の寒さがこたえたのか肩凝りがひどく、いつもなら葛根湯製剤で直ぐに治っていたのが今度ばかりは効かなくなったという。

 そこで生薬製剤二号方(川芎含有製剤)を試してもらったところ、肩凝りのみならず同時にアトピーにもとても効果的で調子がよいとの報告があった。

 調子に乗って温め過ぎてアトピーに逆効果とならないようにっ!と注意を与えると、「大丈夫、その時は適当な清熱剤を併用してバランスを取るから」と、ヒゲジジイの長期間の指導の成果が稔って、優等生の返事が返って来た(笑。

ZZZ_7842
ZZZ_7842 posted by (C)ヒゲジジイ

posted by ヒゲジジイ at 00:00| 山口 ☁| 瘀血(オケツ)が関連するタイプのアトピー性皮膚炎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする