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成人型重症アトピー治療の漢方薬相談記録


重症アトピーの漢方薬相談販売43年の経験豊富なヒゲ薬剤師の日々の記録です。実際に村田漢方堂薬局の漢方薬に賭けてみようと思われる方は成人型重症アトピー性皮膚炎が治る漢方相談の実際を必ずお読み頂き、真に決心がついた上でご来局下さい。

2013年11月03日

ステロイド外用剤の有効利用

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すこちゃん posted by (C)ボクチンの母

 重症のアトピーで3年前にほぼ完全寛解に近いレベルに到達していた人が、今年の秋になって当時の半分レベルにまで一気に再発してしまった。
 前日にチョコレートを半分食べたのがきっかけだったと述懐されているが、調子が良かったので一年前から食事療法を怠って、缶コーヒーなど通常の食事やお菓子をとっても悪い反応を感じないので、適当に漢方薬を続けながら安心しきっていたのが間違いだったと大いに反省されている。

 漢方薬のお陰で社会復帰でき、接客の多い仕事についているのだが、早く炎症を取ってもらわなければ仕事が続けられないと焦られるが自業自得というほかはない。
 といってもおられないので、即効で改善するには一時ステロイド外用剤を使ってみたらどうか?とアド倍するするも、せっかく使わなくなって5年以上もなるのに、いまさら使うのが恐ろしいといわれる。

 当方に来られる前に、ステロイドの副作用で痛い目にあっているので、その不安はもっともであるが、正しく使用すればまったく怖くないこと。
 フィットした漢方薬と併用する場合は、ステロイド外用薬が想像以上に劇的に効果を発揮することが多いことなどを説いて、ようやく納得されて使用することになった。

 結果は数日を経ずして劇的に奏功して顔面のひどい状態は一気に落ち着いた。
 皮膚科のアドバイスにも従って、無事プロトピックに切り替えることができて、身体の一部はなお、塗り過ぎない程度にステロイド外用剤を適宜使用すること。

 ステロイド外用剤のもっとも無難な使用方法は、漢方薬と併用しながら様子を見て徐々に減らし、最終的にはごく部分的に週1〜2回ステロイドを塗る程度になれば、たとえずっと塗り続けても副作用の心配はほとんどない。
 
 漢方薬が効くにつれて次第に減量して、一週間に1〜2回程度の塗布で済むようになれば、いつでも止められるという安心感も手伝って、いつのまにか完全離脱できたケースがほとんどである。

2007年3月18日のボクチン(2歳半)
2007年3月18日のボクチン(2歳半) posted by (C)ボクチンの母

posted by ヒゲジジイ at 17:15| 山口 ☔| 漢方薬治療時のステロイド外用剤使用の是非 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年06月27日

アトピー性皮膚炎にステロイド外用剤が合う人と合わない人

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IMGP2837 posted by (C)ボクチンの母

 アトピー性皮膚炎でいつも問題になるのがステロイドである。昨今NHKテレビでさえ、アトピーをコントロールするにはステロイドやプロトピックなどの外用薬と保湿が最適であるとする放送により、アトピーに苦しむ人達から相当な物議を醸している。

 たしかに漢方専門薬局を経営していて、いつも目にするのはステロイド外用剤による明らかな被害を受けた人達ばかりが相談に来られている。
 だから当然、当方の立場から見ても、ステロイドは悪魔の医薬品のように一時は思った時期もあったが、ちょっと冷静に考えてみると、そうとも言えないのではないだろうか?

 つまり、アトピーの皮膚科学会の標準治療でも奨励され、昨今NHKテレビでも自信満々でステロイド外用剤の徹底した使用を奨励するというのは、一部の人は間違いなくその方法で安定した寛解状態に導くことに成功しているケースが存在するからに違いないのである。

 ところが、同じ方法をとっても、ステロイド被害を受けて、西洋医学の皮膚科治療に辟易する状況に追いやられる人達も多いのは周知の通り。

 要するにステロイド中心の治療で合う人、合わないひとがいて、合わない人の中にも、一時は劇的な効果を発揮しながら、後々地獄の苦しみに会わざるを得ない人達と、最初からステロイドはまったく、あるいはほとんど効果を示さず、激しいリバウンドなど副作用ばかりが顕著に発生して、生命の危やぶまれるほどの悲惨な状況に追いやられる人など、大きく分けて3通りのタイプがあるように思われる。

 そのうち、漢方相談を受けるのはステロイドが合わない人達の2通りのケースに限られるわけだが、次回は最初からまったくステロイドが合わずに悲惨な状態に陥った実際例を報告したいと考えている。

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IMGP5895 posted by (C)ボクチンの母

 
posted by ヒゲジジイ at 08:35| 山口 ☁| 漢方薬治療時のステロイド外用剤使用の是非 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする