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成人型重症アトピー治療の漢方薬相談記録


重症アトピーの漢方薬相談販売43年の経験豊富なヒゲ薬剤師の日々の記録です。実際に村田漢方堂薬局の漢方薬に賭けてみようと思われる方は成人型重症アトピー性皮膚炎が治る漢方相談の実際を必ずお読み頂き、真に決心がついた上でご来局下さい。

2012年07月04日

ステロイド外用剤を10〜20年以上続けても中途半端ながらも効果が持続しているタイプ

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IMGP6083 posted by (C)ボクチンの母

アトピー性皮膚炎にステロイド外用剤が合う人と合わない人(3)

 ステロイド外用剤を皮膚科の医師の指導のもと、長期間使用して確実に一定の効果を発揮しながらも、その一定以上は効果が上がらず、いつまでもだらだらと長期間使用することになり、アトピーが完全寛解するわけでくもなく、かといって目立った副作用や途中で効果が途絶えることもない人達も意外に多い。

 毎日のように塗布しながら、いつのまにか10〜20年が経過している。
 かといっていつまでもアトピーが中途半端なままで、塗らなければ痒いし、塗っても痒みが完全に治まるわけでもない。
 外見上は、決して重症のアトピーには見えないが、明らかなアトピー特有の皮膚は同病の人なら直ぐに分かるレベルに持続している。

 たまに調子がよいときにステロイドの塗布を忘れていると、遅かれ早かれ痒みがやって来るので塗らざるを得ない。
 こんなことが10年20年続いていると、これではいけないと有名な漢方専門の医師のところで2年くらい頑張ってもあまり変化がなく、今度は漢方薬局で2年頑張っても埒が明かない。

 そこで一大決心して遠路はるばる下関まで泊りがけでやって来た人はとても多い。

 このようなタイプはステロイドに嵌っているとはいえ、ステロイドが効かなくなって来られるわけではないので、意外にスムーズにアトピーが改善して行くケースが多い。
 漢方薬を飲みながら、ステロイドは従来通りに使用してもらうのが鉄則であるが、これを守ってもらえる限りは、比較的順調に寛解に向かい、そのうち自然にステロイドの塗布回数が減って来る

 漢方薬の効果の出具合に応じて、ステロイドを減量してもらう方法を取るので、リバウンドの恐れもなく、1〜3年以内に完全にステロイドと縁が切れた人が多い。
 あるいは季節の変わり目だけに、たまに塗布する程度に落ち着く。

 だから「ステロイド外用剤を10〜20以上続けても中途半端な効果が持続するタイプ」は、根気さえあれば、比較的スムーズに治りやすいタイプといえるかもしれない。

 次回は、初期にはよく効いていたステロイドがだんだん効かなくなって、アトピーも急速に悪化して来たタイプの概略を書くつもりだが、このタイプこそ例年最も多く、様々なタイプがあり、このようなケースが最も多いのである。

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posted by ヒゲジジイ at 22:12| 山口 ☁| ステロイド外用剤がいつまでも中途半端に有効なタイプ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする